サンリオ育ち

先日、何となくニュース番組を観ていると

サンリオの創業者・辻 信太郎さん（97）が出てらっしゃいました。

こんなにサンリオ育ちなのに辻さんのお顔を拝見したのは初めて。

キティちゃんからはじまり、タキシードサム、ハンギョドンなどなど、子どもの頃から身近にあったカワイイ達

小学の時に、けろけろけろっぴが大好きだったことを思い出します。今も好き！

今も我が家には洗面所にハンギョドン♡

そんな偉大な辻さんは、戦争を経験しているからこその創業当初の想いを話していました。

「子どもも大人も、鉛筆でも消しゴムでもハンカチでもいいし、ちょっとしたものをあげるとやっぱりそれが機会となって仲良くなってくんです。だから『スモールギフト、ビッグスマイル』というあいことばで小さな贈り物をしていける、そういう会社をつくろうと思ったんです」

「人が人を殺し合っていいことはなく、間違っているんです。戦争してもしかたないなんていうことはありえないんです。人と殺し合うことだけはやめないとだめなんだと大きい声で世界に向かって言ってほしいと作ったのが、ハローキティなんです。キティは仲よしのシンボルなんです」

"みんななかよく"

子どもも理解できる簡単だけど大切な言葉。じーんと心に沁み目頭が熱くなりました…

そして長年感じていた、キティちゃんはどことでもコラボしてんな〜っていうネガティブなイメージが一気に吹っ飛びました↓

「企業は競争ばっかりしてるでしょ。でもよい商品やよいサービスはみんなでけんかして競争するんじゃなくて助け合ってやってったらいいじゃないかと思うんです。そこでキティちゃんを使ってもらえばかわいいからみんな買ってくれるんじゃないかと。『どこにはやっちゃいけない、ここには使わせてはいけない』ということはなく、どこでもいいからキティちゃんを使ったらどうですかって呼びかけているんです」

あんなカワイイ顔をしてそんな役目を果たしていたのかキティ…

日本のカワイイ文化を築き上げたのは間違いなくサンリオ様。

身近過ぎて忘れていました…カワイイの偉大さを。

カワイイはみんななかよく

そして世界の平和に繋がる！

私も微力ながら、ファッションのカワイイから繋がるポジティブなコミュニケーションを発信して行きたい。

初心に帰る思いがしました。

ありがとうございます。